- 「タチウオ釣りにケミホタルって必要なの?」
- 「色がいろいろあるけど、結局どれが釣れるの?」
- 「ケミホタルがすぐ外れてしまう……」

タチウオ釣りをしていると、必ずぶつかるのがこの疑問です。
結論から言います。基本的にはケミホタルを付けた方がいいです。ただし「なくてもいい場面」も確実にあります。
そして色については、みんなが使う緑・黄色だけでは釣れない時があるというのが、私が現場で何度も体験してきた事実です。

この記事では、タチウオ釣りにおけるケミホタルの必要性・色の選び方・おすすめメーカー、そして釣りマニアである私が編み出した「外れない付け方」まで、実釣経験をもとに全部お伝えします。
そもそもケミホタルは必要?【結論:基本は必要】
まず一番気になる「必要かどうか」から答えます。
結論、基本的には付けた方がいいです。
タチウオは夜行性で、暗い海の中で発光体に反応します。ケミホタルの光がアピールになって、タチウオを仕掛けまで誘導してくれるからです。
ですが、ここからが本題です。
実は、ケミホタルがなくても釣れる場面があります。
ケミホタルがなくても釣れるパターン
私がタチウオ釣りをする時は、集魚灯で海面を照らしています。
そうすると、こういう流れが起こります。
- 集魚灯の光にプランクトンが集まる
- プランクトンを狙って小魚が集まる
- 小魚を狙ってタチウオが集まってくる
そして、タチウオが目視できるくらい集まっている状態になれば、ケミホタルなしでも普通に釣れます。
タチウオがすでにそこにいて、活性が高い状態なら、わざわざ発光体でアピールしなくても食ってくるんです。
※集魚灯を使って良い場所かは事前に確認必要です。
逆に、ケミホタルを使った方がいい場面
ただし、以下の場合はケミホタルを使った方が確実に有利です。
- 集魚灯を使わない(持っていない)人
- 集魚灯を使っていても、タチウオが集まっていない時
- 暗い場所で釣る時
つまり、「タチウオが目の前に見えていない状況では、ケミホタルでアピールする」というのが正解です。
私自身、基本的にはケミホタルを付けています。「あって困ることはない」ので、迷ったら付けておけば間違いありません。
集魚灯の選び方はこちらで詳しく解説しています↓

ケミホタルは何色がいい?【緑だけじゃ足りない】
ここが、この記事で一番伝えたいところです。
定番は「緑」、次に「黄色」

まず基本を押さえておきましょう。
タチウオ釣りでもっとも使われているのは「緑」「黄色」。
実際、釣り場に行くと、周りの釣り人のほとんどが緑か黄色を使っています。私自身も、基本はこちらを使っています。
定番=実績があるということなので、まず1つ買うなら緑・黄色で間違いありません。
【重要】みんなが釣れていない時こそ「赤・ピンク」
ここからが本題です。
周りの人が緑や黄色を使っていて、誰も釣れていない。
そんな状況、タチウオ釣りではよくあります。
そういう時、私がすることは赤やピンクのケミホタルを使うことです!
すると、釣れ出すことが多いんです。
なぜ色を変えると釣れるのか

これは私の考えですが、理由はシンプルだと思っています。
周りが全員同じ色を使っている=タチウオがその色に見飽きている
タチウオは意外と目がいい魚です。同じ光ばかり見ていると、警戒したり、興味を示さなくなったりするのだと思います。
そこに普段見慣れない赤やピンクの光が入ってくると、「なんだこれは?」と反応する。
これが、私が現場で何度も体験してきたことです。
周りに差をつけたい方は、赤・ピンクも用意しておいてください↓
【上級者向け】水が澄んでいる時は「青」という選択肢
さらにもう一つ、知っておくと武器になる色があります。それが「青」です。
私が青を使うのは、こんな時です。
①水がめちゃくちゃ澄んでいる時
水が澄んでいる(潮が止まって濁りがない)状況では、緑・黄・赤・ピンクといった色は刺激が強すぎることがあります。
光がクリアに届きすぎて、タチウオの警戒心を高めてしまうんです。
そんな時、青の落ち着いた光は、警戒心を煽らずにアピールしてくれます。
②魚が何かに警戒していると感じる時
これはあまり多くないケースですが、堤防が騒がしかったり、人が多くてプレッシャーがかかっている時。
「なんか今日、魚が神経質だな」と感じる場面ってありますよね。
そういう時も、青は良い選択だと思っています。
ただし、青は「最終手段」でOK
正直に言うと、基本的には緑・黄・赤・ピンクの方が目立ちやすいので、そちらを優先してください。
色を試す順番はこうです。
- 緑・黄色(定番・まずここから)
- 赤・ピンク(緑黄で反応が薄い時)
- 青(赤ピンクでもダメな時の最終手段)
「どの色を使えばいいかわからない」という方は、この順番で試していけば間違いありません。
青はあくまで引き出しの一つ。でも、この引き出しを持っているかどうかで、「今日は絶対無理だ」という日に1本獲れることがあります。
「もうどうにもならない」という日の切り札にどうぞ↓
実践的な色の使い分け
つまり、こういう戦略になります。
| 状況 | おすすめの色 |
|---|---|
| 基本・まず試す | 緑・黄色(定番・実績No.1) |
| 緑で反応がある | そのまま緑・黄色でOK |
| 周りも自分も釣れていない | 赤・ピンクに変える |
| 水が澄んでいる・魚が警戒している | 青(最終手段) |
ポイントは「複数の色を持っていく」こと。
緑だけしか持っていないと、反応がない時に打つ手がありません。緑(または黄色)+赤(またはピンク)は最低でも持っておくと、状況に応じて対応できます。さらに青まで持っていれば、澄み潮や渋い日にも対応できます。
これだけで、周りが釣れていない時に自分だけ釣れる、という展開が作れます。
おすすめメーカーは「POWER太刀魚」一択
ケミホタルはいろいろなメーカーから出ていますが、私がおすすめするのは「POWER太刀魚」です。
理由は「ワンタッチホルダー」が超絶便利
このPOWER太刀魚、セットに付いてくるワンタッチホルダーが本当に便利なんです。
タチウオ釣りは夜にやる釣りです。暗い中で、細かい作業をするのは想像以上にストレスがかかります。
ケミホタルをテープで巻いたり、細かいパーツをいじったりしていると、それだけで時合いを逃すこともあります。
その点、ワンタッチホルダーならサッと装着できるので、暗い中でも一瞬でセットできます。
夜釣りにおいて、この「手間の少なさ」は想像以上に価値があります。
何度も紹介してますが実際に使っているのがこちらです↓
【重要】そのまま使うと外れる!私の独自の付け方
さて、ここからがこの記事で一番お伝えしたいことです。
便利なワンタッチホルダーですが、正直に言うと、そのまま使うと外れることがあります。
タチウオがヒットした時の衝撃や、キャストの勢いで、ケミホタルだけがどこかに飛んでいってしまうんです。
せっかく良い場所で釣っていても、ケミホタルがなくなれば、また付け直し。時合いの真っ最中にこれをやると、本当に痛いです。
そこで私がたどり着いたのが、独自の付け方です。
まずは普通の付け方から紹介します。
【パワー太刀魚ケミホタル】普通の付け方

まず、POWER太刀魚のセットには、ケミホタル本体・ワンタッチホルダー・チューブが入っています。

これが通常の付け方です。ホルダーの中心を、糸がまっすぐ一直線に通っているだけ。これが一般的な装着方法です。

正直に言うと、これだけだとタチウオがヒットした衝撃やキャストの勢いで、糸がスルッと抜けてしまったり、ケミホタルの位置がズレてしまったりすることがあります。
【パワー太刀魚ケミホタル】外れず・ズレない付け方
【手順1】上側の端に糸を一周巻きつける

まず、糸をホルダーの上側の端に通したら、そのまま一周ぐるっと巻きつけます。
写真のように、糸が端の部分にしっかり絡む状態になればOKです。
【手順2】下側の端にも同じように巻きつける

次に、糸を斜めにホルダーの中を通し、下側の端にも同じように一周巻きつけます。
これで、糸が上下の端でそれぞれ固定された状態になります。
完成|これでズレも脱落もなくなる

たったこれだけです。上下の端を一周ずつ巻きつけるだけで、釣行中にケミホタルがズレることも、外れてなくなることも、断然少なくなります。
しっかりできていると後ろは写真の通りになります!
なぜこれで外れなくなるのか
まっすぐ通しただけだと、糸とホルダーの接点が少なく、力がかかった時に一気に抜けたり、位置がズレたりしてしまいます。
ですが、上下の端をそれぞれ一周巻きつけることで、糸とホルダーが接触する部分が増え、摩擦がしっかりかかります。さらに、糸自体が固定される「引っかかり」ができるので、引っ張られてもズレにくく、抜けにくくなるんです。
この付け方にしてから、釣行中にケミホタルが外れたり、ズレたりすることがほぼなくなりました。
たったこれだけの工夫ですが、夜釣りのストレスが激減します。ぜひ試してみてください。
ケミホタルを使う時のポイント
その他、実践で意識しているポイントもお伝えします。
①複数の色を持っていく
前述の通り、緑だけでなく赤やピンクも持っておくと、反応がない時に切り替えられます。
②予備は多めに
ケミホタルは使い捨てです。長時間釣るなら、複数個持っていきましょう。外れた時の予備にもなります。
③発光時間を確認する
製品によって発光時間が違います。長時間の釣行なら、途中で交換が必要になることも頭に入れておきましょう。
Q&A|タチウオのケミホタルでよくある質問
Q. タチウオ釣りにケミホタルは必要ですか?
基本的には付けた方がいいです。ただし集魚灯でタチウオが目視できるほど集まっている状況なら、なくても釣れます。集魚灯を使わない場合や、タチウオが集まっていない時は、ケミホタルでアピールした方が有利です。
Q. ケミホタルは何色が釣れますか?
定番は緑で、次いで黄色です。まず1つ買うなら緑で間違いありません。ただし周りも自分も釣れていない時は、赤やピンクに変えると釣れ出すことが多いです。複数の色を持っていくのがおすすめです。
Q. なぜ赤やピンクで釣れるのですか?
周りの釣り人が全員緑や黄色を使っていると、タチウオがその光に見慣れてしまうためだと考えています。そこに見慣れない色の光が入ることで、反応することが多いです。あくまで実釣での体感ですが、何度も経験しています。
Q. 青のケミホタルはどんな時に使いますか?
水が澄んでいる時や、魚が警戒していると感じる時に使います。澄み潮では緑・赤などの強い光が刺激になりすぎ、タチウオの警戒心を高めることがあるためです。ただし基本は緑・黄・赤・ピンクの方が目立つので、青は最終手段として使うのがおすすめです。
Q. おすすめのケミホタルのメーカーは?
POWER太刀魚がおすすめです。付属のワンタッチホルダーが非常に便利で、暗い夜釣りでもサッと装着できます。夜の作業ストレスが大きく減ります。
Q. ケミホタルが外れてしまうのですが?
ワンタッチホルダーをそのまま(糸をまっすぐ通すだけ)使うと、キャストやヒットの衝撃で外れたり、位置がズレたりすることがあります。記事内で紹介している「上下の端をそれぞれ一周巻きつける」付け方を試してみてください。これだけでほぼ外れなくなり、位置もズレにくくなります。
Q. ケミホタルはいくつ持っていけばいいですか?
複数個持っていくのがおすすめです。使い捨てなので長時間の釣行では交換が必要ですし、色を変えて試すためにも、緑・赤(ピンク)など複数の色を用意しておくと安心です。
まとめ|ケミホタルは「色の使い分け」で差がつく
タチウオ釣りにおけるケミホタルについて、実釣経験をもとにまとめます。
必要性について
- 基本は付けた方がいい(迷ったら付ける)
- 集魚灯でタチウオが目視できるほど集まっていれば、なくても釣れる
- 集魚灯なし、またはタチウオが集まっていない時は使った方が有利
色について
- 定番は緑、黄色(まず1つならこちらでOK)
- 周りも自分も釣れていない時は、赤・ピンクに変えると釣れ出すことが多い
- 水が澄んでいる・魚が警戒している時は青(最終手段)
- 試す順番は「緑・黄 → 赤・ピンク → 青」
- 複数の色を持っていくのが釣果を分ける
メーカーについて
- POWER太刀魚がおすすめ(ワンタッチホルダーが超便利)
- そのままだと外れることがあるので、独自の付け方で対策
ケミホタルは小さなアイテムですが、「色を変える」という引き出しを持っているかどうかで、釣果は確実に変わります。
周りが釣れていない中で自分だけ釣れる。あの快感を、ぜひ味わってみてください。
あわせて読みたい記事
タチウオ釣りの基本を知りたい方はこちら↓

タチウオが集まる集魚灯の選び方はこちら↓

タチウオ用の竿選びはこちら↓

